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安全への取り組み
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安全運行への取り組み

乗務員のメンタル教育を重視する

弊社は、物流業界に強く求められている、「交通事故の撲滅」「環境対策」を実現させる為に平成16年、安全衛生活動の改善を狙いとした、安全運行プロジェクトチーム(SDチーム)を発足させました。

SDチームの活動指針は、「交通安全に対する自主的活動を促進させる」であります。
そのためには、全社員の徹底した意識改革がどうしても必要です。

従来は運転技術、作業技術等テクニックを重視したハード面の教育指導が中心でしたがそれに加え、

乗務員一人一人のメンタル教育を取り入れ
自主活動の促進を促す内容へとシフトしました。

「安全は全てに優先する」ものですが、同時に絶対的決め手のない大変厄介なテーマでもあります。

SDチームが発足して20年目を迎えますが、「交通事故の撲滅」に関しては、確実に成果を挙げてきています。

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活動内容

交通事故の撲滅と環境問題に対応

上述しましたように、SDチームは「物流を通じて社会に貢献する」を常に念頭に置きながら、「交通事故の撲滅」と「環境対策」を活動目標として進めています。

全営業所を対象として、定期的にパトロールを実施し、

  1. 運行日報
  2. 拘束時間管理表
  3. 点呼実態
  4. 労働基準法遵守

等をチェックする事によって、乗務員の日常活動を把握し、教育指導データとして、乗務員とのコミュニケーションを図っています。

交通安全を始めとした諸問題の解決方向としては、現場主導による自主的改善を柱とし、「乗務員の悩み」や「相談事」に関しては、同じ目線で、じっくり時間をかけて話し合う事にしています。

乗務員は長時間孤独な環境下で働いている為、ややもすれば自己中心的な考えに陥りやすくなるものです。

しかし、教育指導によって、自分の力で「自分と仲間を守る」という意識改革ができれば、孤独ではなく団結力が芽生える事になると思います。

同僚の事故を「対岸の火事」視するのではなく、自分自身の問題として考える事に繋がります。
また、その為のミーティングを根気よく進めています。なぜなら

全社員の安全に対する意識改革こそが、SDチームの狙いでもあるからです。

以上の活動を成功させる為の手段としまして、目標管理による事故撲滅運動を展開しています。
各営業所共、所長及び運行管理者を中心に、目標に向かって独自の対応策を打ち出し乗務員も一体となって、目標達成に努力しています。
SDチーム員も、ミーティングに加わり現場で活躍している人たちの生の声を吸い上げ、改善への道標としています。

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今後の活動推進

社会に貢献できる会社づくりに力点

働き方改革法により、物流業界を取り巻く環境が急激に変化してきています。
労働時間短縮により、現状と変わらぬ配送を継続する事が難しい状況の中荷主様と一体となって、業務の効率化を推進する事が必要不可欠となっています。

また、ドライバー不足はより深刻度を増してきており、消費者に商品を届けられなく
なる時代がすぐここまで来ています。

このテーマに真正面から取り組んでいるのがSDチームです。

無駄な荷待ち時間削減や高速道路利用による移動時間の短縮により労働時間を減らす一方で、福利厚生制度の見直しや給料制度改革によりドライバー不足対策にとり組んでいます。

働きやすい社内環境を構築し、従業員の定着率を高め、安全に確実に皆様に商品をお届けする事が会社の信用に繋がり

「社会に貢献できる会社づくり」への近道だと考えています。